歴史をひらいた女たち 人物で読むジェンダー史
女性史研究、女性評伝作家・江刺昭子の集大成。第1巻は「弾圧されても信じる道を行く」「原爆被害を告発し、記録する」「60年安保と樺美智子」「重信房子と遠山美枝子」の各章にたたかい続ける女たちの肖像を描く。
歴史をひらいた女たち 人物で読むジェンダー史 目次
まえがき 7
Ⅰ 弾圧されても、信じる道を行く 9
「表現の不自由」と闘った女たち 10
生誕130周年の山川菊栄(1)『おんな二代の記』に学ぶ 15
生誕130周年の山川菊栄(2)魂を形成する権利を男に委ねるな 21
生誕130年の山川菊栄(3)「赤瀾会」メンバーの軌跡 27
右翼と官憲に踏みにじられた初の女性デー 33
初の国際女性デーは100年前◉佐々木晴子が偽名で演説
沖縄は解放されたか 39
本土に先駆けた沖縄の女性参政権行使 43
思想弾圧の先駆け(1)「浪曼事件」が奪ったもの 148
思想弾圧の先駆け(2)詩人篠原あやは、なぜ逮捕されたのか 53
港の別れ 横浜時代の福田英子 59
石川雪女覚書 73
Ⅱ 原爆被害を告発し、記録する 79
栗原貞子の予言のような言葉 80
被爆の実相を描いた林京子『祭りの場』 84
「この世界の片隅に」の街を歩く 88
ケロイドのような碑石 92
ヒロシマの語り部、関千枝子と古家美智子 97
破滅の危機から光へ向かって歩め 102
国策に翻弄された広島市女原爆慰霊碑 108
被爆の実相を綴った大田洋子『屍の街』(1) 123
被爆の実相を綴った大田洋子『屍の街』(2)評価されながら掲載されず 129
被爆の実相を綴った大田洋子『屍の街』(3)検閲と自主規制 137
被爆の実相を綴った大田洋子『屍の街』(4)「山上」に書き残した検閲体験 145
Ⅲ 60年安保と樺美智子 155
日米安保60年 樺美智子はなぜ死んだのか 156
日米安保60年(2)樺美智子とは何者だったのか 160
日米安保60年(3)逃げずに闘い続けた樺美智子 166
日米安保60年(4)樺美智子「運命の日」 170
日米安保60年(5)樺美智子、死因の謎 174
日米安保60年(6)樺美智子が投げかけた問い 179
闇の中で聞いた樺美智子の悲鳴 184
樺美智子 「想い人」Sとは誰か 188
Ⅳ 重信房子と遠山美枝子 193
2人の運命を分けたものは何か 194
「2人で社会科の先生になろう」 199
「ふう、あなたが先に死ぬんだね」 アラブにたつ日の涙 205
「兵士として徹底的に自己改造する」と山へ 211
「私たちが新しい世の中を作る」と最後の言葉 216
重信房子 『はたちの時代』
わたしが出会ったひと ―あとがきに代えて 227
歴史をひらいた女たち 人物で読むジェンダー史 目次
まえがき 7
Ⅰ 弾圧されても、信じる道を行く 9
「表現の不自由」と闘った女たち 10
生誕130周年の山川菊栄(1)『おんな二代の記』に学ぶ 15
生誕130周年の山川菊栄(2)魂を形成する権利を男に委ねるな 21
生誕130年の山川菊栄(3)「赤瀾会」メンバーの軌跡 27
右翼と官憲に踏みにじられた初の女性デー 33
初の国際女性デーは100年前◉佐々木晴子が偽名で演説
沖縄は解放されたか 39
本土に先駆けた沖縄の女性参政権行使 43
思想弾圧の先駆け(1)「浪曼事件」が奪ったもの 148
思想弾圧の先駆け(2)詩人篠原あやは、なぜ逮捕されたのか 53
港の別れ 横浜時代の福田英子 59
石川雪女覚書 73
Ⅱ 原爆被害を告発し、記録する 79
栗原貞子の予言のような言葉 80
被爆の実相を描いた林京子『祭りの場』 84
「この世界の片隅に」の街を歩く 88
ケロイドのような碑石 92
ヒロシマの語り部、関千枝子と古家美智子 97
破滅の危機から光へ向かって歩め 102
国策に翻弄された広島市女原爆慰霊碑 108
被爆の実相を綴った大田洋子『屍の街』(1) 123
被爆の実相を綴った大田洋子『屍の街』(2)評価されながら掲載されず 129
被爆の実相を綴った大田洋子『屍の街』(3)検閲と自主規制 137
被爆の実相を綴った大田洋子『屍の街』(4)「山上」に書き残した検閲体験 145
Ⅲ 60年安保と樺美智子 155
日米安保60年 樺美智子はなぜ死んだのか 156
日米安保60年(2)樺美智子とは何者だったのか 160
日米安保60年(3)逃げずに闘い続けた樺美智子 166
日米安保60年(4)樺美智子「運命の日」 170
日米安保60年(5)樺美智子、死因の謎 174
日米安保60年(6)樺美智子が投げかけた問い 179
闇の中で聞いた樺美智子の悲鳴 184
樺美智子 「想い人」Sとは誰か 188
Ⅳ 重信房子と遠山美枝子 193
2人の運命を分けたものは何か 194
「2人で社会科の先生になろう」 199
「ふう、あなたが先に死ぬんだね」 アラブにたつ日の涙 205
「兵士として徹底的に自己改造する」と山へ 211
「私たちが新しい世の中を作る」と最後の言葉 216
重信房子 『はたちの時代』
わたしが出会ったひと ―あとがきに代えて 227