女のくせに  草分けの女性新聞記者たち

江刺 昭子

2,300円 +税

ISBN: 978-4-7554-0061-2        1997年01月発行

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初の女性記者竹越竹代から管野すが、市川房枝まで、「明治」から「大正」へ、男に伍してジャーナリズムの最先端を担った女性記者たち。激動の時代をスキャンダラスにそして革新的に生きた女性たちの姿を生き生きと描きだす。

プロローグ 7
最初の女性記者 竹越竹代 23
勇気ある開拓者 松岡もと子 55
謎の女 本荘幽蘭 71
女性記者哀史 大沢豊子 87
鉱毒と闘った社会派 松本英子 109
ペンに命をかける 管野すが 133
ルビつき記者 磯村春子 155
窓の女 竹中繁 175
有明の憂愁歌人 平山訓子 201
スキャンダルを生きる 中平文子 217
初めての女性幹部 小橋三四子 241
大正女性記者ばなし 望月百合子 259
記者から活動家へ 市川房枝・山高しげり 271
エピローグ 289

女性記者名簿
主要参考文献
文化出版局版あとがき
増補新版あとがき