連合赤軍 遺族への手紙

遠山幸子・江刺昭子[編]

2,500円 +税

ISBN: 978-4-7554-0349-1        2024年08月29日発行

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半世紀を経て発見された歴史的書簡集。娘を殺された母の激しい怒りに直面し被告たちは事件を見つめ直し、遺族たちに向き合う。永田洋子、森恒夫、植垣康博、吉野雅邦ら連合赤軍事件の多くの被告たちからの事件直後の肉声。   

四六判並製 311頁
ISBN 978-4-7554-0349-1 C0095

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連合赤軍 遺族への手紙 目次

1、「供養文」
・爰為殉難諸霊鎮魂供養也  真言宗蓮華院沙門賢弘 8
・私たち遺族が何を以て被告たちを裁けばよいのか? 遠山幸子 10
・尾崎充男姉から遠山幸子へ 12
・行方正時の父談(1972年11月24日) 14
・森恒夫より遠山幸子へ(1972年11月7日) 17
・塩見孝也より行方正時の父へ(1972年7月) 24
・塩見孝也より遠山幸子及び遺家族の皆様方へ(1972年6月29日) 26
・重信房子より遠山幸子へ(1972年4月19日) 30
・重信房子より遠山幸子へ(1972年5月22日) 35
・永田洋子の母より遠山幸子へ(1973年5月23日) 37
・吉野雅邦の父より遠山幸子へ (1973年7月10日) 39
・中村愛子へ(遠山美枝子母より)(1973年8月) 40 
・中村愛子の父より遠山幸子へ (1973年10月29日) 45
・吉野雅邦より遠山幸子へ(1973年5月16日) 47 
・永田洋子より行方正時の父へ (1973年7月28日) 63
・永田洋子より尾崎充男の父へ (1973年7月30日) 66
・永田洋子より遠山幸子へ(1973年5月28日) 70
・山本順一の妻の姉より遠山幸子へ(1973年3月5日) 73
・山本順一の妻より遠山幸子へ(1973年4月20日) 75
・遠山幸子より阿久澤浩へ(1973年2月) 78
・山本順一の妻より遠山幸子へ(1973年5月) 79
・山本順一の妻より遠山幸子へ(1973年6月5日) 81
・山本順一の妻より遠山幸子へ(1973年8月10日) 83
・山本順一の妻より遠山幸子へ(1973年8月17日) 86
・山本順一の妻より尾崎充男の父へ(1973年5月21日) 88
・山本順一の妻より行方正時の父へ(1973年5月20日) 92
・遠山幸子より山本順一の妻へ(1973年5月25日) 96
・岩田平治より遠山幸子へ(1973年7月9日) 98
・岩田平治より尾崎充男の姉へ(1973年7月13日) 105
・岩田平治より行方正時父へ(1973年7月27日) 110
・遠山幸子より青砥幹男へ(1973年5月25日) 115
・青砥幹夫より遠山幸子へ(1973年6月13日) 120
・遠山幸子より植垣康博へ(1973年5月25日) 133
・植垣康博より遠山幸子へ(1973年6月30日  138
・新聞記事 前橋地裁 水野裁判長談(1973年12月7日) 179


2、「供養文」拾遺     181
・高原浩之から亡き遠山美枝子へ(1972年3月15日) 182
・高原浩之から亡き遠山美枝子へ(1972年4月23日) 190
・上原敦男から遠山幸子へ(1972年10月5日) 192
・吉野雅邦から遠山幸子へ(1974年11月9日) 199
・吉野雅邦から両親へ(1987年 12月) 210
・吉野雅邦の両親から遠山幸子へ(1987年12月9日) 215
・追悼文 明大学費闘争の中で 遠山美枝子さんに思う T・S  216
・追悼文 「ブンドの人形」からの脱皮 Y • N  218

3、遠山美枝子書簡  227
・遠山美枝子から重信房子へ(1971年)二通 228
・遠山美枝子から高原浩之へ(1971年)十通 240

4、半世紀の時を経て 吉野雅邦  267

解説 母と娘の連合赤軍 江刺昭子 277