何処にいようと、りぶりあん 田中美津表現集

田中美津

2,500円 +税

ISBN: 978-4-7554-0354-5        2025年01月20日発行

数量
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

1983年に刊行されて以来、絶版だった田中美津幻の名著、40年ぶりに復刊! ウーマンリブ運動が初声を上げた宣言「便所からの解放」や、連合赤軍事件の渦中に書かれた「永田洋子はわたしだ」など、女性史で避けて通れない重要論考収載。

2025年1月20日刊
定価2500円+税
ISBN978-4-7554-0354-5
C0030

何処にいようと、りぶりあん 田中美津表現集
 目次

はじめに 3
よんどころなく他人【ルビ・ひと】を語れば◉鏡の中のあたし 9
  自画像 11
  沖縄のおんなたち 34
  阿部 定/わが怠惰と諦念を刺す 43
  永田洋子はあたしだ 50
  私の平塚らいてう批判 58

いま泣いたカラスの唄◉中絶と子殺しと 75
  女にとって子殺しとは何か 77
  中絶は既得の権利か/あえて提起する 93
  おんどろおんどろ/メキシコ闇堕胎事情 101

ごきりぶ【りぶに圏点】ホイホイこの道ひとすじ◉混沌のままに 111
  新宿やさぐれブタ箱情話 113
  私の殺意は乾いている/しあさってのジョーから太田竜さんへ  151
  女だけの共同体 170
  燃えよ、コレクティブ 186

窓をあけてよ、りぶりあん◉生きてく手ざわり 201
  子連れブタ参上 203
  からだからの女性学 214
  再々度からだから出発 228
  れらはるせ/こどもとおんなのからだ育て 237


ナツビラ再見◉リブの創世期 243
  便所からの解放 245

おわりに 264

リブ空に浮かんだ竹トンボ 米津知子  268