遠い空 大城貞俊未発表作品集 第一巻
遠い空
二つの祖国
カラス(烏)
やちひめ
十六日
北京にて
付録 大城貞俊略年譜
第一巻解説 小嶋洋輔
土地の力が生んだ珠玉の作品集
極寒の地シベリアの記憶が、戦後を生きる戦争体験者の人生をむしばんでゆく。
戦場を生きた人々に希望の光は宿るのか……。シベリアで、北京で、沖縄で……。
運命と戦った無名の人々の生きる命の躍動を丁寧に描いた6 つの作品を収載。
現代と対峙する文学
文学といういわゆる「言語芸術」が有する表現手段を、縦横無尽に活用する書き手としての大城貞俊像が浮び上がる。そしてそれを支えたのが、沖縄という場所であった。(中略)収載された作品すべてが、「作中人物の生活に拠点を置いた言葉」で紡がれ、その意味でリアルであり、「真摯に時代に向きあって」、「現代という魑魅魍魎とした時代に対峙」した小説である。(解説 小嶋洋輔より)
二つの祖国
カラス(烏)
やちひめ
十六日
北京にて
付録 大城貞俊略年譜
第一巻解説 小嶋洋輔
土地の力が生んだ珠玉の作品集
極寒の地シベリアの記憶が、戦後を生きる戦争体験者の人生をむしばんでゆく。
戦場を生きた人々に希望の光は宿るのか……。シベリアで、北京で、沖縄で……。
運命と戦った無名の人々の生きる命の躍動を丁寧に描いた6 つの作品を収載。
現代と対峙する文学
文学といういわゆる「言語芸術」が有する表現手段を、縦横無尽に活用する書き手としての大城貞俊像が浮び上がる。そしてそれを支えたのが、沖縄という場所であった。(中略)収載された作品すべてが、「作中人物の生活に拠点を置いた言葉」で紡がれ、その意味でリアルであり、「真摯に時代に向きあって」、「現代という魑魅魍魎とした時代に対峙」した小説である。(解説 小嶋洋輔より)