500冊の死刑 死刑廃止再入門
小説、ルポルタージュ、死刑囚の作品から研究書まで。死刑図書館への招待。
目次
第1章 再燃する死刑論議 9
一 からまりあった糸――死刑という問題圏 10
二 死刑に向き合う 11
1 年報・死刑廃止 11
2 さまざまな語り 13
①死刑に向き合うために 13
②死刑をめぐる旅――森達也 16
③妥協なき精神を――辺見庸 20
④死刑囚の母となって――向井武子 22
⑤傷だらけの記録――日方ヒロコ 24
⑥時代を引き受ける知性――鈴木道彦 26
⑦死刑事件弁護人――安田好弘 28
⑧映画に見る死刑――京都にんじんの会 29
第2章 死刑の現場へ 33
一 秘密主義と現場の苦悩 34
二 処遇と執行のはざまで 34
1 死刑執行 34
2 残虐性をめぐる新研究 40
3 死刑囚処遇 43
4 執行官と教誨師 49
第3章 死刑囚からのメッセージ 59
一 本当の自分を生きたい――木村修治 60
二 死してなお闘う――永山則夫 62
三 虹を追いかけた狼――大道寺将司 72
四 暗黒世紀を見据えて――坂口弘 77
五 こんな僕でも生きてていいの――河村啓三 79
六 死刑囚の表現 81
第4章 死刑存廃論 89
一 主要論点の再認 90
1 尽きない論点 90
2 古典的論点 91
3 現代的論点 94
4 死刑のない社会をイメージするために 95
二 文献に見る存廃論 96
1 存置論 96
2 廃止論 103
3 弁護士会 110
4 刑事法学 115
① 刑事法学者による存廃論 115
② 団藤重光 118
③ 菊田幸一 120
④ 三原憲三 123
⑤ 福田雅章 124
⑥ 石塚伸一 125
⑦ 刑事法学の展開 126
第5章 凶悪犯罪と被害者 133
一 主な論点 134
二 凶悪犯罪と厳罰要求 136
1 被害者の傷 136
2 オウム真理教事件 140
3 光市事件 144
4 池田小学校事件 149
5 秋葉原事件 151
6 首都圏連続不審死事件 153
7 相模原障害者殺傷事件 154
8 凶悪犯罪の諸相 156
三 加害者家族 159
第6章 死刑と冤罪 163
一 誤判の危険性と不可避性 164
二 再審研究 174
三 雪冤の叫び 179
1 大逆事件 179
2 帝銀事件 181
3 免田事件 186
4 財田川事件 187
5 松山事件 188
6 三鷹事件 190
7 松川事件 192
8 福岡事件 195
9 波崎事件 196
10 名張毒ぶどう酒事件 196
11 袴田事件 197
12 鶴見事件 202
13 飯塚事件 203
14 和歌山カレー事件 205
15 秋好事件 207
16 本庄事件 207
第7章 死刑の基準 209
一 死刑の基準210
二 終身刑 217
三 少年と死刑 221
第8章 裁判員制度と死刑 225
一 裁判員制度へ向けて 226
二 裁判員裁判の現在 233
第9章 世界の死刑――比較法と国際法 237
一 孤立する日本の死刑――国際法の動向238
二 東アジア 246
三 アメリカ 253
第10章 歴史と現代 263
一 日本における死刑 264
二 世界における死刑 267
第11章 死刑と文学 275
一 死刑文学を読む 276
二 死刑を素材とした作品 277
あとがき 286
目次
第1章 再燃する死刑論議 9
一 からまりあった糸――死刑という問題圏 10
二 死刑に向き合う 11
1 年報・死刑廃止 11
2 さまざまな語り 13
①死刑に向き合うために 13
②死刑をめぐる旅――森達也 16
③妥協なき精神を――辺見庸 20
④死刑囚の母となって――向井武子 22
⑤傷だらけの記録――日方ヒロコ 24
⑥時代を引き受ける知性――鈴木道彦 26
⑦死刑事件弁護人――安田好弘 28
⑧映画に見る死刑――京都にんじんの会 29
第2章 死刑の現場へ 33
一 秘密主義と現場の苦悩 34
二 処遇と執行のはざまで 34
1 死刑執行 34
2 残虐性をめぐる新研究 40
3 死刑囚処遇 43
4 執行官と教誨師 49
第3章 死刑囚からのメッセージ 59
一 本当の自分を生きたい――木村修治 60
二 死してなお闘う――永山則夫 62
三 虹を追いかけた狼――大道寺将司 72
四 暗黒世紀を見据えて――坂口弘 77
五 こんな僕でも生きてていいの――河村啓三 79
六 死刑囚の表現 81
第4章 死刑存廃論 89
一 主要論点の再認 90
1 尽きない論点 90
2 古典的論点 91
3 現代的論点 94
4 死刑のない社会をイメージするために 95
二 文献に見る存廃論 96
1 存置論 96
2 廃止論 103
3 弁護士会 110
4 刑事法学 115
① 刑事法学者による存廃論 115
② 団藤重光 118
③ 菊田幸一 120
④ 三原憲三 123
⑤ 福田雅章 124
⑥ 石塚伸一 125
⑦ 刑事法学の展開 126
第5章 凶悪犯罪と被害者 133
一 主な論点 134
二 凶悪犯罪と厳罰要求 136
1 被害者の傷 136
2 オウム真理教事件 140
3 光市事件 144
4 池田小学校事件 149
5 秋葉原事件 151
6 首都圏連続不審死事件 153
7 相模原障害者殺傷事件 154
8 凶悪犯罪の諸相 156
三 加害者家族 159
第6章 死刑と冤罪 163
一 誤判の危険性と不可避性 164
二 再審研究 174
三 雪冤の叫び 179
1 大逆事件 179
2 帝銀事件 181
3 免田事件 186
4 財田川事件 187
5 松山事件 188
6 三鷹事件 190
7 松川事件 192
8 福岡事件 195
9 波崎事件 196
10 名張毒ぶどう酒事件 196
11 袴田事件 197
12 鶴見事件 202
13 飯塚事件 203
14 和歌山カレー事件 205
15 秋好事件 207
16 本庄事件 207
第7章 死刑の基準 209
一 死刑の基準210
二 終身刑 217
三 少年と死刑 221
第8章 裁判員制度と死刑 225
一 裁判員制度へ向けて 226
二 裁判員裁判の現在 233
第9章 世界の死刑――比較法と国際法 237
一 孤立する日本の死刑――国際法の動向238
二 東アジア 246
三 アメリカ 253
第10章 歴史と現代 263
一 日本における死刑 264
二 世界における死刑 267
第11章 死刑と文学 275
一 死刑文学を読む 276
二 死刑を素材とした作品 277
あとがき 286