刑事法再入門
『刑事法再入門』目次第一章 変貌する刑事法世界 4
第1節 現代市民社会と監視権力 警察国家への道/監視密告社会/ライアンの
「身体」/他者への応答責任へ/自由管理社会/抵抗の可能性/〈闘う市民社会〉/
監視濃度の臨界
第2節 現代「市民法」論の射程 現代市民社会への挑戦/理論編/実践編/「市
民法」への視座
第二章 拷問を根絶するために 34
第1節 人権委員会拷問問題報告書 ファン・ボーヴェン報告書/緊急アピール/
個別申立ての通知/NGO発言/二〇〇四年報告書/ラフリン事件/ベフキン事件/
アーマド事件/特別報告者への情報提供
第2節 代用監獄批判の理論と実践 未決拘禁とは/身体不拘束の原則/刑事法研
究者の意見/裁判抜き自由刑
第3節 人権小委員会の刑事法決議 日本NGO発言/刑事法関連決議/前科者に
対する差別/死刑事件での移送/その他の決定/二〇〇四年決議/刑事司法と戦争犯
罪/法執行に関する決定/人権侵害と補償
第4節 刑事人権法専門家マニュアル 専門家マニュアル/国際刑事人権論の概要
/人権と逮捕/不法逮捕拘禁/拘禁と手続き
第5節 拷問等禁止条約選択議定書 選択議定書採択/採択に至る経過/基本原則
/防止小委員会/防止小委員会の任務/国内防止機関/議定書採択/日本は棄権
第三章 刑事施設における人権 90
第1節 刑事施設改革の行方 名古屋刑務所事件/改革の経過/刑事施設法
第2節 〈資本主義刑罰〉―民営化と人権 近代自由刑の発展?/〈監産複合体〉
/処遇環境の悪化/民営化の悪影響/日本のPFI構想
第3節 刑事施設の将来をめぐって 小さな刑事司法/大きすぎる刑事司法/市民
による刑事政策/判決改革の必要性/市民的監視/刑事司法改革/市民による監視と
は
第四章 死刑廃止を求めて 125
第1節 一九九〇年代の状況
第2節 国際法に関する新学説
第3節 国際人権法の現在 一 死刑廃止条約の状況/二 死刑廃止条約の時代へ
/三 戦時死刑廃止議定書/四 国際人道法の発展
第4節 国連総会
第5節 国連人権委員会 一 二〇〇二年決議/二 二〇〇三年決議/三 二〇〇
四年決議/四 二〇〇五年決議/五 恣意的処刑に関する特別報告書/六 国連人権
小委員会
第6節 国際機関
第7節 各国の動き
第8節 生命権と死刑
第9節 死刑廃止のための戦略 医師と死刑/宗教と死刑/執行ミス/廃止に向け
て/リトアニアの旅
第10節 日本の議論
第五章 刑事法の近代と現代 192
第1節 近代刑法史研究の課題 刑法と民主主義/研究史の総括/近代刑法の実像
/民主主義刑法学/因果論と侵害原理/危険社会と刑法/訴追理念の研究/再構成の
試み
第2節 近代刑事法の一断面―クライトマイアの刑事立法 啓蒙刑法研究/啓蒙の
里程標/地殻変動/伝統と啓蒙の間/刑事法典の構成/刑事法典の特徴
第3節 現代刑法学の課題と方法 過剰と欠乏/解釈方法論/実践の解釈/国際人
権の波/国際人権の国内実践/国際人権の隘路
あとがき 237
第1節 現代市民社会と監視権力 警察国家への道/監視密告社会/ライアンの
「身体」/他者への応答責任へ/自由管理社会/抵抗の可能性/〈闘う市民社会〉/
監視濃度の臨界
第2節 現代「市民法」論の射程 現代市民社会への挑戦/理論編/実践編/「市
民法」への視座
第二章 拷問を根絶するために 34
第1節 人権委員会拷問問題報告書 ファン・ボーヴェン報告書/緊急アピール/
個別申立ての通知/NGO発言/二〇〇四年報告書/ラフリン事件/ベフキン事件/
アーマド事件/特別報告者への情報提供
第2節 代用監獄批判の理論と実践 未決拘禁とは/身体不拘束の原則/刑事法研
究者の意見/裁判抜き自由刑
第3節 人権小委員会の刑事法決議 日本NGO発言/刑事法関連決議/前科者に
対する差別/死刑事件での移送/その他の決定/二〇〇四年決議/刑事司法と戦争犯
罪/法執行に関する決定/人権侵害と補償
第4節 刑事人権法専門家マニュアル 専門家マニュアル/国際刑事人権論の概要
/人権と逮捕/不法逮捕拘禁/拘禁と手続き
第5節 拷問等禁止条約選択議定書 選択議定書採択/採択に至る経過/基本原則
/防止小委員会/防止小委員会の任務/国内防止機関/議定書採択/日本は棄権
第三章 刑事施設における人権 90
第1節 刑事施設改革の行方 名古屋刑務所事件/改革の経過/刑事施設法
第2節 〈資本主義刑罰〉―民営化と人権 近代自由刑の発展?/〈監産複合体〉
/処遇環境の悪化/民営化の悪影響/日本のPFI構想
第3節 刑事施設の将来をめぐって 小さな刑事司法/大きすぎる刑事司法/市民
による刑事政策/判決改革の必要性/市民的監視/刑事司法改革/市民による監視と
は
第四章 死刑廃止を求めて 125
第1節 一九九〇年代の状況
第2節 国際法に関する新学説
第3節 国際人権法の現在 一 死刑廃止条約の状況/二 死刑廃止条約の時代へ
/三 戦時死刑廃止議定書/四 国際人道法の発展
第4節 国連総会
第5節 国連人権委員会 一 二〇〇二年決議/二 二〇〇三年決議/三 二〇〇
四年決議/四 二〇〇五年決議/五 恣意的処刑に関する特別報告書/六 国連人権
小委員会
第6節 国際機関
第7節 各国の動き
第8節 生命権と死刑
第9節 死刑廃止のための戦略 医師と死刑/宗教と死刑/執行ミス/廃止に向け
て/リトアニアの旅
第10節 日本の議論
第五章 刑事法の近代と現代 192
第1節 近代刑法史研究の課題 刑法と民主主義/研究史の総括/近代刑法の実像
/民主主義刑法学/因果論と侵害原理/危険社会と刑法/訴追理念の研究/再構成の
試み
第2節 近代刑事法の一断面―クライトマイアの刑事立法 啓蒙刑法研究/啓蒙の
里程標/地殻変動/伝統と啓蒙の間/刑事法典の構成/刑事法典の特徴
第3節 現代刑法学の課題と方法 過剰と欠乏/解釈方法論/実践の解釈/国際人
権の波/国際人権の国内実践/国際人権の隘路
あとがき 237