新版 天皇制と社会主義

伊藤 晃

7,000円 +税

ISBN: 978-4-7554-0118-3        2002年04月発行

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戦前の社会主義者は、天皇制とどのように闘い、あるいは闘えなかったのか。高畠素之、山川均、福本和夫、猪俣津南雄らを検証する。88年に剄草書房から刊行された古
典的著作の新版。

主要目次
「天皇制と社会主義」の歴史的背景 石堂清倫
第1章 天皇制とは何か
第2章 高畠素之の挑戦
第3章 コミンテルンと「レーニン主義」
第4章 山川思想の歴史的位置
第5章 共産党史上の荒畑寒村
第6章 共産主義運動の転換とその限界―福本和夫の思想
第7章 1926年の左翼政治運動―福本主義の形成
第8章 スターリン主義への批判―福本主義の批判
第9章 「プチ・帝国主義」論争―高橋亀吉と猪俣津南雄
終章  敗北の諸相―帰結としての大量転向